洗う、補う、守る。
肌トラブルを予防するために大事なことを、
この三つの視点でまとめました。
毎日のスキンケアにお役立てください。
洗う
毎日繰り返されるホームケア、髪を洗う・顔を洗う・肌を洗う
意識することなく行われている行為です。
誰に教わることもなく自然にやってる洗うの中にトラブルの原因も潜んでいます。
強くこすったりすることで肌を傷つけてしまったり、強い洗浄剤で洗うことで頭皮や肌を傷つけてしまいます。
『髪を洗う』
Step 1 予洗い
ぬるめのお湯で、地肌と髪全体をしっかり洗い流します。
髪に付着した汚れや脂分などを落とし、地肌を綺麗にすることでシャンプー剤の 泡立ちが良くなります。
Step 2 泡立て
シャンプー剤はいったん手のひらにとって、お湯を少し加えて軽く泡立ててから 頭にのせます。
のせる順番としては、最初に後頭部にシャンプーをのせ徐々に前へと進みます。
Step 3 洗う
まずは地肌を中心に根元をしっかり洗いますが、その際に爪などで頭皮を傷つけないよう気をつけてください!
次に泡を回すように、髪全体をやさしくゆっくり洗います。
泡が汚れを落としてくれるので、必要以上にゴシゴシこすらないことがポイントです。
Step 4 すすぎ
髪全体の泡を流したら、地肌を意識して、すすぎ残しがないように、しっかりと流しましょう。
頭皮や肌に界面活性剤などが残ると、痒みの原因になってしまいます。
Step 5 トリートメント
トリートメント剤を毛先から根元まで髪全体になじませ頭皮も軽くマッサージしながら5分~10分程おいてください。
洗い流すときは、頭皮や生際・首筋・肩・背中にヌルヌル感が残らないようにしっかり洗い流してください。
Step 6 タオルドライ
トリートメントをしっかりと洗い流したら、タオルで水分を取ります。
タオルドライをする時の注意点としては、まず根元から拭きあげ、擦らないように注意しましょう。
その後、ドライヤーで、根元からしっかり乾かしてください。
濡れたまま放置すると髪の傷みや匂いの原因になってしまいます。
ドライヤーは30cmほど離してご使用ください。
お使いになる商品を選ぶ時の注意点
使用する商品を選ぶときに、価格や香りを基準に購入することが多いようです。
お肌に刺激の強い成分で作られた商品もあります、成分表をご覧になり下記の 成分を使用している商品は避けることをお勧めします。
(ラウレス硫酸Na・ラウリル硫酸Na・スルホン酸Na等です。)
『優しくいたわるクレンジング法』
※お肌の表面についた油汚れ(化粧品)などを落とすのがクレンジングの役割です。
Step 1 クレンジングを手に取る
お顔と手が乾いた状態で2~3プッシュを手にとります。
Step 2 クレンジングを塗布
ウブ毛の流れに逆らいながら毛の根元につくように、手のひらを使って顔全体に伸ばします。
強くこすったり押し込むのはNG。
Step 3 クレンジングを乳化
オイルとお肌の間に水を入れ込むようになじませます。
お顔全体になじませたら軽くマッサージをして肌表面に付いた汚れを綺麗に素早く洗い流します。
『優しくいたわる洗顔法』
※ご自分の身体から出る皮脂(脂分)を落とすのが洗顔の役割です。
Step 1 髪をきちんとまとめる
髪の生え際など洗い残さないためにも、ヘアバンドやゴムなどで髪はきちんと止めます。
Step 2 バブルネットで泡立てる
水と空気を混ぜ合わせるようにして、クリーミーで弾力のある泡をバブルネットを使い、手のひらいっぱいに作ってください。
Step 3 泡をクッションに転がす
泡をたっぷり顔にのせ、泡で包み込むように、泡をクッションにして優しく押し洗いします。
Step 4 生え際、小鼻もしっかり
髪の生え際・小鼻の周り・アゴなども指先で軽くマッサージしながら丁寧に洗います。
Step 5 丁寧にすすぐ
洗顔料が肌に残らないように水で丁寧にすすぎます。
生え際・小鼻の脇なども洗い残しがないように注意。
Step 6 清潔なタオルで拭く
肌をゴシゴシこすらないように、清潔な柔らかいタオルで水気を押さえるように拭き取ります。
補う
乾燥が肌トラブルの大きな原因
人のからだは70%近くが水分で形成されています。
水分が不足すると肌は乾燥し、放っておくと乾燥肌・敏感肌の原因になってしまいます。
足りなくなった水分はスキンケアで補うことが大切です。
健康も美しさも毎日の生活習慣の予防が叶えてくれます。
『水分を補う』
Step 1 拭き上げ
洗顔後の水気を放置すると、肌は乾燥してしまいます。
洗顔後はすみやかに水気をふき取り、保湿剤入り化粧品でケアしてあげましょう。
ふき取る際には肌をこすらないよう、押さえるように優しく拭き上げてください。
Step 2 化粧水の塗布
化粧水はストレートに肌に浸透します。
100円玉程度の量を手に取りTゾーンから頬にかけて、手のひらの体温で優しく包んで押さえるように浸透させてください。
お肌の水分がすぐに浸透している間は、まだまだ水分が足りていません。
塗布して少しお肌に水分が残る程度(3~5回)繰り返し塗布することで健康な肌に導きます。
Step 3 美容液の塗布
美容液は化粧水の濃縮タイプの保湿剤です。
ゆっくりとお肌に浸透させ、先につけた化粧水の蒸散を防ぐ役割と、さらなる保湿効果を目的としています。
小豆大程度を手に取り軽く両手で口元から、こめかみに向け引き上げる感じで塗布すると 筋肉も元の位置に戻り、肌のたるみ予防にもつながります。
守る
乾燥が肌トラブルの大きな原因
紫外線や外的刺激(メイク等)肌への負担は大きいものです。
乾燥・シミ・シワ老いとして諦めてしまう方も多いかとおもいます。
実際、諦めきれるものではありません!
日常生活の紫外線対策はSPF値20程度で充分です。
年間を通して対策をしていただくことが大切です。
『水分蒸散や紫外線から肌を守る』
Step 1 美容クリームの塗布
美容クリームは保湿や水分の蒸散を防ぐことを目的として使用します。
水分を充分に補った後、油分で閉じ込めることで水分蒸散を防ぎ、お肌を守ってくれます。
美容液が乾いた後、小豆大程度を美容液と同じようにつけると効果的です。
また、お肌のマッサージ等をおこなう時は美容クリームに美容液を混ぜてマッサージしていただくと効果的です。
Step 2 化粧下地の塗布
化粧下地として、お使いいただく「ベール」は肌を守ることを目的とし、ファンデーションなどの侵入を防ぐとともに、紫外線の侵入を防止してくれます。
スキンケアの中でも重要な役割を担っています。
外的刺激を受けないことが、お肌にとって最も大切なことです。
注意
美容クリームの後にベールをつけます。
1〜2プッシュ(適量)を塗布していただき、少し乾かしてからファンデーションを塗布してください。
弊社のベールは紫外線散乱剤を使用しているため、SPF値が30と日常生活では問題ありませんが、レジャーなど一日外で過ごす場合には少し不安もあります。
最近ではファンデーションに紫外線防止剤が入っている他社メーカーの商品も市販されていますので併用してお使いいただけると安心です。